冥加無し(読み)ミョウガナシ

デジタル大辞泉の解説

冥加(みょうが)無(な)・し

神仏の冥加を受けられない。神仏に見放されている。
「兄に向かって弓引かん事、―・きにあらずや」〈古活字本保元・中〉
《「冥加なり」を強めた言い方として》冥加に余るさま。かたじけない。もったいない。
「さやうに―・き事、何とてか申すぞ」〈伽・文正

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

みょうがなし【冥加無し】

( 形ク )
神仏の加護がない。 「兄に向つて弓をひかんが-・きとは理り也/保元 中・古活字本
(「無し」が否定ではなく、強調に用いられて)冥加に尽きるさまである。ありがたい。 「はああ-・い、有難いと夫婦わつと泣出し/浄瑠璃・博多小女郎

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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