冥慮(読み)ミョウリョ

デジタル大辞泉 「冥慮」の意味・読み・例文・類語

みょう‐りょ〔ミヤウ‐〕【冥慮】

神仏のおぼしめし。目に見えない神仏の心。
仏陀の―にそむくべからず」〈平家・二〉

めい‐りょ【冥慮】

神仏などの深いおぼしめし。みょうりょ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冥慮」の意味・読み・例文・類語

みょう‐りょミャウ‥【冥慮】

  1. 〘 名詞 〙 はかりしれない神仏の配慮。めいりょ。
    1. [初出の実例]「神明の加護にあづかり、仏陀の冥慮にそむくべからず」(出典:平家物語(13C前)二)

めい‐りょ【冥慮】

  1. 〘 名詞 〙みょうりょ(冥慮)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android