20世紀日本人名事典 「冨田勇太郎」の解説 冨田 勇太郎トミタ ユウタロウ 大正・昭和期の銀行家 満州興業銀行初代総裁。 生年明治16(1883)年8月12日 没年昭和21(1946)年2月24日 出生地福岡県 学歴〔年〕東京帝国大学法科大学政治学科〔明治41年〕卒 経歴大蔵省に入り、大正5年理財局国債課長、7年国庫課長を経て、13年理財局長に就任。以後、10年間に渡って同職にあり、西原借款の整理、金融恐慌の沈静化、金解禁・再禁止の処理など、経済的混乱の中で金融行政に携わる。昭和11年満州興業銀行初代総裁に転じた。また20年大蔵省財政顧問を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「冨田勇太郎」の解説 冨田勇太郎 とみた-ゆうたろう 1883-1946 大正-昭和時代前期の官僚,銀行家。明治16年8月12日生まれ。大蔵省にはいり,大正13年理財局長となる。10年間にわたり同局長をつとめ,昭和2年の金融恐慌,5年の金輸出解禁と再禁止などの経済的混乱の収拾にあたる。11年満州興業銀行初代総裁に就任。昭和21年2月24日死去。64歳。福岡県出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例