ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「冷間圧延鋼材」の意味・わかりやすい解説 冷間圧延鋼材れいかんあつえんこうざいcold rolled steel 熱間圧延鋼材を冷間圧延機でさらに薄く圧延したもの。表面にスケールが発生せず,肌が美しく,寸法精度が高い。大部分がコイル状のまま出荷され,剪断 (せんだん) ,スリットして使用されるか,またはメッキ用とされる。自動車,電気洗濯機,亜鉛鉄板など広い用途をもつ。近年は需要が増加傾向にあり,またストリップミルの普及で鋼材中の割合は増加してきている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by