デジタル大辞泉 「凝らす」の意味・読み・例文・類語 こら・す【凝らす】 [動サ五(四)]1 心の働きを一つのものや所に集中させる。「ひとみを―・す」「息を―・す」2 一心に考えをめぐらす。「工夫を―・す」「意匠を―・す」3 凝り固まるようにする。 こごら・す【▽凝らす】 [動サ五(四)]固まらせる。凝固させる。「豆腐を―・す」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「凝らす」の意味・読み・例文・類語 こら・す【凝】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 凝りかたまらせる。集まりかたまるようにする。[初出の実例]「地(つち)の下(した)は、底津石根(そこついはね)に焼(た)き凝(こら)して」(出典:古事記(712)上)② 一つ所に集中させる。心を集中させて事を行なう。専心する。[初出の実例]「外には俗途に順し、内には真智を凝(コラス)なり」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)一) こごら・す【凝】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 こごるようにする。こよす。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例