凱陣(読み)ガイジン

デジタル大辞泉 「凱陣」の意味・読み・例文・類語

がい‐じん〔‐ヂン〕【×凱陣】

《古くは「かいじん」とも》戦いに勝って軍隊を引き揚げ、自分陣営に帰ること。凱旋がいせん
「西郷以下の将士すべて―に及べるは其年十二月の事なり」〈染崎延房・近世紀聞〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「凱陣」の意味・読み・例文・類語

かえ‐じん‥ヂン【凱陣・帰かへ陣】

  1. 〘 名詞 〙がいじん(凱陣)
    1. [初出の実例]「いざ凱陣(カヘヂン)せん人々と〈略〉花洛をさしてぞ帰りける」(出典浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)三)

がい‐じん‥ヂン【凱陣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「かいじん」とも ) 戦いに勝って自分の陣営に帰ること。凱旋。かえじん。
    1. [初出の実例]「即ち其首を取り、勝どきあげて凱陣す」(出典:細川家記(1534‐1650))

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