花洛(読み)カラク

デジタル大辞泉 「花洛」の意味・読み・例文・類語

か‐らく〔クワ‐〕【花×洛/華×洛】

花の都。特に、京都京師けいし
「―は宇治より北にあたりて」〈十訓抄・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「花洛」の意味・読み・例文・類語

か‐らくクヮ‥【花洛・華洛】

  1. 〘 名詞 〙 花の都。にぎやかな都。また、京都の称。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「払暁従梨原庄華洛」(出典小右記‐永延元年(987)正月九日)
    2. 「我此たび花洛(クラク)帝都を見はじめの見おさめなれば」(出典:浮世草子武道伝来記(1687)一)

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