出寺村(読み)すりでじむら

日本歴史地名大系 「出寺村」の解説

出寺村
すりでじむら

[現在地名]下村摺出寺

下村の西方鍛治かじ(新堀川)右岸に位置する。村名はかつて存在した寺名に由来すると伝え、寺は上杉謙信に焼かれたという。江戸時代にはスルジともよんだ(三州地理志稿)うしくび用水の利用権を有し、寛永一〇年(一六三三)四月の牛ヶ首用水在々水割帳(牛ヶ首用水土地改良区蔵)に村名がみえ、取水樋の大きさは縦二寸五歩・横三寸。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む