出西小丸古墳群(読み)しゆつさいこまるこふんぐん

日本歴史地名大系 「出西小丸古墳群」の解説

出西小丸古墳群
しゆつさいこまるこふんぐん

[現在地名]斐川町出西 随心

出雲平野に臨む丘陵端につくられた古墳時代後期の古墳群。すぐ北東栖雲せいうん寺と久武くむ神社がある。一号墳は出西小丸古墳(子丸古墳・丸子古墳)とよばれ、丘陵斜面を加工して径一〇メートルほどの円墳状の墳丘をつくり、西に開口する横穴式石室を備える。玄室は長方形プランで大きな切石を組立ててつくられ、一枚石の天井石下面は屋根形に削られている。玄門の扉石は閂状の陽刻をもつ。羨道両側は小型の切石を積んでつくられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む