出西村(読み)しゆつさいむら

日本歴史地名大系 「出西村」の解説

出西村
しゆつさいむら

[現在地名]斐川町出西

西流する斐伊川が出雲平野へ北流する右岸に位置し、西は斐伊川中央により大津おおつ村・石塚いしづか(現出雲市)、東は下阿宮しもあぐ村・氷室ひむろ村・神守かんもり村、北西求院ぐい村。南東鷹巣たかす水尻みずじり高壺たかつぼの三山が連なり、西と北が平坦地。初め神門かんど郡に属した。文政七年(一八二四)の有高輪切帳写(県立図書館蔵)に記載された輪は後谷うしろだに輪・随心的ずいしんまと輪・星田ほしだ輪・五右衛門ごえもん輪・高林庵こうりんあん輪・日野ひのいち輪。伊保岩海いぼいわかい追子島おいこじまには本田はなく、石新田のみが記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android