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…なかご先の形には〈栗尻(くりじり)〉〈剣形(けんぎよう)〉〈一文字〉などがある。
[地と刃文]
(1)地(じ) 折返し鍛練の結果できる肌模様が材木の肌目に似ていることから〈板目肌〉(大板目,小板目など)や〈柾目(まさめ)肌〉〈杢目(もくめ)肌〉などの名が生まれ,また肌目のとくに細かいのは〈梨地(なしじ)肌〉や〈糠目(ぬかめ)肌〉などともいう。鎬造の刀の,縦に通る高い稜線を〈鎬筋〉といい,それと棟の境の線との間の広がりを〈鎬地〉,これと刃文との間の広がりを〈地〉という。…
※「刃文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」