デジタル大辞泉 「分きて」の意味・読み・例文・類語 わき‐て【分きて/▽別きて】 [副]《四段活用動詞「わ(分)く」の連用形+接続助詞「て」から》「わけて」に同じ。「―この暮こそ袖は露けけれ」〈源・葵〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「分きて」の意味・読み・例文・類語 わき‐て【分て・別て】 〘 副詞 〙 ( 動詞「わく(分)」の連用形に、助詞「て」の付いてできた語 ) 特に。格別に。とりわけ。わけて。わいて。[初出の実例]「うるはしき皮なめり。わきて誠の皮ならんともしらず」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))「わび人のわきてたちよるこのもとは頼むかげなくもみぢ散りけり〈遍昭〉」(出典:古今和歌集(905‐914)秋下・二九二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例