最新 地学事典 「分岐分類学」の解説
ぶんきぶんるいがく
分岐分類学
cladistics
W. Henning(1950)が創始した生物分類・分類体系に関する研究分野。分岐分類学では,形質の状態を祖先的(あるいは原始的)と派生的に区別し,共有している派生的な形質(共有派生形質)に基づいて系統樹を作成して分類体系を構築する。なお共有派生形質(synapomorphy)とは,ある分岐群(clade,クレード)が生じる直前の共通祖先で進化した形質で,そのすべての子孫に受け継がれる,と定義される。
執筆者:主森 亘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

