分岐現象(読み)ぶんきげんしょう(その他表記)bifurcation phenomenon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分岐現象」の意味・わかりやすい解説

分岐現象
ぶんきげんしょう
bifurcation phenomenon

物理系などにおいて,対象となる系に外力を加え続けると,ある瞬間に系の状態が大きな変化を示すこと。環境が変化したときに特定の生物種の個体数が急激に変化することや,自動車台数が一定量をこえると突然交通渋滞が発生することなど,きわめて広範な系において現れる。熱平衡状態にある系にエネルギーを加えたとき,限度をこえると対流が発生するのは分岐現象だが,熱平衡から乱流状態が発生するのも分岐現象の繰り返しとみなせる。カオス理論(→複雑系)においてさまざまな分岐現象の研究が進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 熱平衡状態

関連語をあわせて調べる

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む