分析合成型分類法(読み)ぶんせきごうせいがたぶんるいほう(その他表記)analytico-synthetic classification

図書館情報学用語辞典 第5版 「分析合成型分類法」の解説

分析合成型分類法

ファセットごとに,そのフォーカスとしての単一クラスのみが掲載された分類法.複数のファセットのフォーカスからなる複合主題は,分類表に掲載されず,一定ファセット式に基づいて,各フォーカスの分類記号を合成することによって表現される.通常,主題分野ごとにファセットが列記され,ファセットの列挙順序を示すファセット式が明示されている.主題分野ごとに設定されたファセットに基づき主題を分析し,さらに合成して再構成することからこの名称を持つ.ファセット分類法ともいわれ,ランガナータンが作成したコロン分類法(1933)が最初のものである.1950年代から1960年代にかけて,英国の分類法研究グループ(CRG: Classification Research Group)によって多くの分析合成型特殊分類表が作成された.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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