分疏(読み)ブンソ

デジタル大辞泉 「分疏」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐そ【分×疏】

[名](スル)
箇条に分けて述べること。
「今上に明ならざる者を―すれば」〈岡三慶・今昔較〉
申し開き。弁解弁明
「温は自ら長安に入って、要路に上書して―した」〈鴎外魚玄機

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精選版 日本国語大辞典 「分疏」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐そ【分疏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 個条を分けて申し述べること。
    1. [初出の実例]「今上に明ならざる者を分疏すれば、川岸組より分派せし株十五組あり」(出典:今昔較(1874)〈岡三慶〉下)
  3. いいひらきをすること。弁解すること。いいわけ。
    1. [初出の実例]「発使者関東、分疏其意」(出典日本外史(1827)一七)
    2. [その他の文献]〔漢書注‐爰盎伝〕

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