精選版 日本国語大辞典 「切り上る」の意味・読み・例文・類語 きり‐のぼ・る【切上】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 敵を切って目的の方へ進んで行く。切って攻めのぼる。[初出の実例]「いひつるものならば、殿上までもやがてきりのぼらむずる者にてある間」(出典:平家物語(13C前)一)② 敵を切って都の方へ進んで行く。[初出の実例]「安祿山が天宝十四年めに〈略〉みやこゑきり上(ノぼっ)たぞ」(出典:玉塵抄(1563)一五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例