切れ上がる(読み)キレアガル

デジタル大辞泉 「切れ上がる」の意味・読み・例文・類語

きれ‐あが・る【切れ上がる】

[動ラ五(四)]上の方まで切れる。また、目尻や額の生え際などが上の方へ上がっている。「―・った目元

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「切れ上がる」の意味・読み・例文・類語

きれ‐あが・る【切上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 上の方へ切れる。また、目じりや額(ひたい)のはえぎわなどが上の方へあがっている。
    1. [初出の実例]「威風〈略〉腰細く小脵(こまた)切れ上り」(出典洒落本・後編風俗通(1775)六風)
  3. 雲が切れ、空が晴れてくる。
    1. [初出の実例]「おお、西の方が切れ上って来た」(出典:歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android