切匙(読み)せっかい

精選版 日本国語大辞典 「切匙」の意味・読み・例文・類語

せっ‐かい‥かひ【切匙・狭匙・刷匙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 飯杓子(めししゃくし)の頭を縦に半切りにしたような形のもの。擂鉢(すりばち)の内側などに付いたものをかき落とすのに用いる。うぐいす。せかい。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「用意摺子鉢(すりこばち)・せっかい・摺子木(すりこぎ)しゃにかまへ」(出典浄瑠璃長町女腹切(1712頃)中)
  3. 一種の鉾(ほこ)薙刀(なぎなた)の小さなもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む