切火縄一寸(読み)きりひなわいっすん

精選版 日本国語大辞典 「切火縄一寸」の意味・読み・例文・類語

きりひなわ【切火縄】 一寸(いっすん)

  1. 切火縄の燃えつきる間。ごく短い時間をいうたとえ。
    1. [初出の実例]「遊女狂ひに身を焦し切火縄(キリヒナハ)一寸うちに、五里の所を早船にて毎夜の噪ぎ」(出典浮世草子本朝二十不孝(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android