切火縄(読み)キリヒナワ

デジタル大辞泉 「切火縄」の意味・読み・例文・類語

きり‐ひなわ〔‐ひなは〕【切(り)火縄】

適当な長さに切った火縄火縄銃に点火したり、タバコに火をつけたりするほか時間を計るのにも用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「切火縄」の意味・読み・例文・類語

きり‐ひなわ‥ひなは【切火縄】

  1. 〘 名詞 〙 火縄を適当な長さに切ったもの。火縄鉄砲を発するのに用いたり、煙草の火種用や時間を計るのに用いる。
    1. [初出の実例]「身には割織を着て、藤縄の組帯して、鉄炮に切火縄(キリヒナハ)」(出典浮世草子好色五人女(1686)三)

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