きり‐とうだい【切灯台】
- 〘 名詞 〙 灯台の一つ。灯盞(とうさん)を載せる柱の台を隅切(すみきり)の角(かく)にこしらえたもの。
切灯台〈貞丈雑記〉
- [初出の実例]「今宵和歌会候ひなんと申ければよませ給ひて講ずるをりにきりとうだい尋ねられてなかりければさわぎけるを聞て」(出典:散木奇歌集(1128頃)雑下)
切灯台の補助注記
「筆の御霊‐後・一三」には「灯台の高きをば高灯台と云ひ、低きをば切灯台と云へり」と説明されている。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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