切語(読み)きりがたり

精選版 日本国語大辞典 「切語」の意味・読み・例文・類語

きり‐がたり【切語】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃などの寄席(よせ)でその日の最後の一番を語ること。また、その人。きり。
    1. [初出の実例]「取立の師匠の口入で切語(キリカタ)りの太夫へも弟子になった事じゃが」(出典洒落本・浄瑠璃稽古風流(1777))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android