切論（読み）セツロン

デジタル大辞泉

せつ‐ろん【切論】

［名］(スル)熱心に論じること。
「ミルトン翁は夙にこのことを―して」〈逍遥・小説神髄〉

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

せつ‐ろん【切論】

1. 〘 名詞 〙 しきりに論じること。繰り返し繰り返し熱心に議論すること。強く主張すること。また、その論。
   1. [初出の実例]「初めて代議人なるもの能く痛言切論して其の意見を暢達する事を得るに至れり」(出典：地方官会議日誌‐一五・明治八年（1875）七月八日)
   2. [その他の文献]〔真徳秀‐跋二呉公帖〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【切論】せつろん

痛論する。

字通「切」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」