デジタル大辞泉 「切」の意味・読み・例文・類語
せつ【切】
1 心をこめてするさま。ねんごろ。せち。「平和への
2 身にしみて強く感じるさま。せち。
「またなによりも―なりしは、大雪降って寒かりしに、秘蔵せし鉢の木を切り、火に焚きあてし志」〈謡・鉢木〉
3 さしせまった事情にあるさま。非常に厳しいさま。せち。
「さなきだに傾城は内しょ―なるものなるに」〈洒・契情買虎之巻〉
[類語]本当・まことに・
せつ【切】[漢字項目]
[学習漢字]2年
〈セツ〉
1 刃物などで切る。「切開・切除・切断・切腹・
2 こすり合わせる。「切歯」
3 ぴったりする。「
4 さし迫る。身に迫って感じる。しきりに。「切実・切切・切迫・切望/懇切・親切・大切・痛切」
5 漢字音の表記法の一。「反切」
〈サイ〉すべて。「一切
[難読]