刑部郷・刑部村(読み)おさかべごう・おさかべむら

日本歴史地名大系 「刑部郷・刑部村」の解説

刑部郷・刑部村
おさかべごう・おさかべむら

現細江町中川なかがわのうち西部に比定され、刑部御厨の名を継承している。文明(一四六九―八七)末年と推測される諸国御料所方支証目録(内閣文庫蔵)に室町幕府御料所の「刑部郷」がみえる。永正二年(一五〇五)二月五日、遠江に勢力を築きつつあった今川氏親が奥平貞昌に与えた「遠江国河西所々」の一つに刑部郷があった(「今川氏親判物写」松平奥平家古文書写)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む