初値(読み)ハツネ

関連語 名詞 実例 十方

精選版 日本国語大辞典 「初値」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ね【初値】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 取引所で、大発会の最初についた値段
  3. その季節に初めて出荷したときにつく値。
    1. [初出の実例]「おらあきのふ、鰹のはつねを聞た十方(とほう)もない事をいやる。〈略〉きのふ初直が一貫五百だと云た」(出典咄本・譚嚢(1772)鰹)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む