初商(読み)はつあきない

精選版 日本国語大辞典 「初商」の意味・読み・例文・類語

はつ‐あきない ‥あきなひ【初商】

〘名〙
① はじめての商売
当世商人気質(1886)〈饗庭篁村〉二「殊に見る前にての初商ひなれば働らきを現はさんと腕まくりして売り掛くれば」
新年になってはじめての商売。売りぞめ。はつうり。証券などのその年はじめての取引などにもいう。はつてあい。《季・新年》
※俳諧・鼻紙袋(1677)正月「初商(ハツアキナ)ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android