初商(読み)はつあきない

精選版 日本国語大辞典 「初商」の意味・読み・例文・類語

はつ‐あきない‥あきなひ【初商】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はじめての商売
    1. [初出の実例]「殊に見る前にての初商ひなれば働らきを現はさんと腕まくりして売り掛くれば」(出典:当世商人気質(1886)〈饗庭篁村〉二)
  3. 新年になってはじめての商売。売りぞめ。はつうり。証券などのその年はじめての取引などにもいう。はつてあい。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「初商(ハツアキナ)ひ」(出典:俳諧・鼻紙袋(1677)正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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