初土(読み)ハツニ

デジタル大辞泉 「初土」の意味・読み・例文・類語

はつ‐に【初土】

初めに掘る上層の土。→底土しはに
「―は膚赤らけみ」〈・中・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初土」の意味・読み・例文・類語

はつ‐に【初土】

  1. 〘 名詞 〙 初めに掘り出す、上層の土。
    1. [初出の実例]「波都邇(ハツニ)は 膚赤らけみ 底土(しはに)は に黒きゆゑ」(出典古事記(712)中・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android