デジタル大辞泉 「底土」の意味・読み・例文・類語 し‐はに【▽底▽土】 《「下し土はに」の意》地の底にある土。そこつち。→初土はつに「―は丹に黒きゆゑ」〈記・中・歌謡〉 そこ‐つち【底土】 下層にある土。下の方の土。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「底土」の意味・読み・例文・類語 しは‐に【底土】 〘 名詞 〙 下の方の土。そこつち。[初出の実例]「端土(はつに)は 膚赤らけみ 志波邇(シハニ)は に黒きゆゑ」(出典:古事記(712)中・歌謡)底土の補助注記「古事記」例は「志婆邇」とする本文により、「シバニ」と訓んで「柴土」(木などの腐葉土)とする説もある。 そこ‐つち【底土】 〘 名詞 〙① 下の方の土。下層の土。② =そこち(底地) てい‐ど【底土】 〘 名詞 〙 田畑の表土の下層にある土壌。たがやした際にすきかえされない部分の土。心土(しんど)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例