初申(読み)ハツザル

精選版 日本国語大辞典 「初申」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ざる【初申】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦二月の最初の申(さる)の日。奈良の春日大社では祭礼を行なう。
    1. [初出の実例]「きさらぎのはつさるなれや春日山峰とよむまでいただきまつる〈源俊頼〉」(出典:永久百首(1116)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android