初発心(読み)ショホッシン

デジタル大辞泉 「初発心」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ほっしん【初発心】

初めて菩提ぼだいを求める心を起こして仏門に入ること。
「高尾殿の替りに死せしお幾が為の―」〈浄・先代萩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「初発心」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ほっしん【初発心】

  1. 〘 名詞 〙 発心して初めて仏道を志すこと。新たに菩提心をおこして仏門にはいること。また、その人。新発意(しんぼち)。〔秘蔵宝鑰(830頃)〕
    1. [初出の実例]「高尾殿の替りに死せしお幾が為の初発心(ショホッシン)。行衛定ぬ修行の身」(出典浄瑠璃伽羅先代萩(1785)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む