日本歴史地名大系 「初石新田」の解説 初石新田はついししんでん 千葉県:流山市初石新田[現在地名]流山市西初石(にしはついし)一―六丁目・東初石(ひがしはついし)一―六丁目・江戸川台西(えどがわだいにし)三―四丁目・富士見台(ふじみだい)近世中期、上野(かみの)牧開発に伴い同牧内に開かれた畑新田で、西は大畔(おおぐろ)新田・桐(きり)ヶ谷(や)新田、北西は中野久木(なかのくき)村。享保一五年(一七三〇)小宮山杢之進・後藤庄左衛門の検地を受けて成立(「検地帳」鏑木家文書)。幕府領として幕末に至る(旧高旧領取調帳)。同年の年貢割付状(須賀家文書)によれば高一六五石余、反別は下々畑七町六反余・林畑七〇町七反余・屋敷二反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報