初買(読み)はつがい

精選版 日本国語大辞典 「初買」の意味・読み・例文・類語

はつ‐がい‥がひ【初買】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正月二日に、その年初めての買物をすること。かいぞめ。《 季語新年
    1. [初出の実例]「品の無きに拘らず初買の客筋は頗る多かりし」(出典:朝野新聞‐明治二二年(1889)一月三日)
  3. 新年になって、初めて遊女を買うこと。正月買い。
    1. [初出の実例]「春の初買浮舟の巻 夫花はみ捜してやってのけ」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む