判断中止(読み)ハンダンチュウシ

デジタル大辞泉 「判断中止」の意味・読み・例文・類語

はんだん‐ちゅうし【判断中止】

エポケー

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精選版 日本国語大辞典 「判断中止」の意味・読み・例文・類語

はんだん‐ちゅうし【判断中止】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 古代ギリシア哲学で、ピュロンら古代懐疑派の用語。いかなるものも不確実で、真なることを主張し得ないから、いっさいの判断を保留中止すべきだとする主張。エポケー。
  3. フッサール現象学で、純粋意識にいたるために、われわれが従っている科学的知識常識を、括弧(かっこ)に入れて一旦留保すること。

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百科事典マイペディア 「判断中止」の意味・わかりやすい解説

判断中止【はんだんちゅうし】

エポケー

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「判断中止」の意味・わかりやすい解説

判断中止
はんだんちゅうし

「エポケー」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の判断中止の言及

【エポケー】より

…〈判断中止・停止〉を意味する哲学用語。古代ギリシアの懐疑論者ピュロンは,さまざまな哲学説の真偽を判定しようとしたが徒労に終わり,いたずらに苦悩を増すだけであった。…

※「判断中止」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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