括弧(読み)カッコ

デジタル大辞泉の解説

かっ‐こ〔クワツ‐〕【括弧】

[名](スル)特定の文字・語句・文などを囲って他の部分と区別する記号。( )〔 〕「 」[ ]〈 〉など。また、その記号をつけること。「括弧でくくる」「氏名のあとに括弧して年齢を示す」
[補説]主な括弧とその名称
( ) 丸括弧小括弧パーレン
{ } 波括弧中括弧ブレース
[ ] 角括弧大括弧ブラケット
〔 〕 亀甲(きっこう)括弧
【 】 隅(すみ)付き括弧
「 」 鉤(かぎ)括弧、鉤(かぎ)、ひっかけ
『 』 二重鉤括弧、二重鉤、二重ひっかけ
〈 〉 山括弧山パーレン、ギュメ
《 》 二重山括弧、二重山パーレン、ダブルギュメ
‘ ’ クオーテーションマーク
“ ” ダブルクオーテーションマーク
″ ″ ちょんちょん、ダブルミニュート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かっこ【括弧】

( 名 ) スル
文・語・文字などを囲み、ほかと区別するために用いる記号。また、その符号を付けること。( )「 」『 』 [ ] { } 〈 〉 など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

かっ‐こ クヮッ‥【括弧】

〘名〙 文章や数式の全体ないしはある部分をかこって、他との区別や結合関係を明らかにする記号。また、その記号でかこむこと。「 」( ) 》〔 〕【 】{ }など種々の形のものがある。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
※かのやうに(1912)〈森鴎外〉「左右の頬に大きい括に似た、深い皺を寄せてゐる」
[語誌](1)括弧記号の使用は、一九世紀の蘭訳書にすでに見られるが、具体的な名称はなかった。
(2)中国で宣教師A=ワイリが数学書の翻訳に記号と共に「括弧」という語を用いた。これが他書を介して日本に入り、「工学字彙」や「改正増補和英語林集成」に収録され、一般化した。

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