デジタル大辞泉 「別る」の意味・読み・例文・類語 あか・る【▽別る/▽散る】 [動ラ下二]ちりぢりになる。ばらばらに別れる。「人々―・れて、宿求むる」〈更級〉 わか・る【別る】 [動ラ下二]「わか(別)れる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「別る」の意味・読み・例文・類語 はか・る【別】 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 =わかれる(別)[初出の実例]「道の辺のうまらの末(うれ)に這ほ豆のからまる君を波可礼(ハカレ)か行かむ」(出典:万葉集(8C後)二〇・四三五二)別るの補助注記( 1 )上代東国方言と考えられる。( 2 )用例の歌の序詞の意から「波可礼」を「ハガレ」と読み「剥ぐ」の自動詞と解し、無理やりに引き離される意とする説もある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例