別当河原村(読み)べつとうがわらむら

日本歴史地名大系 「別当河原村」の解説

別当河原村
べつとうがわらむら

[現在地名]南河内町別当河原

鬼怒川と川に挟まれた低地に位置し、東は本吉田もとよしだ村、南は下吉田村。元禄郷帳に村名がみえ、旗本中西領で、幕末に至る。元禄郷帳・天保郷帳ともに上川島かみかわしま村枝郷とみえる。元禄九年(一六九六)の検地帳下書(伊沢光夫文書)によると、田一町六反余・畑一二町八反余・屋敷二町八反余。元禄郷帳・天保郷帳・旧高旧領取調帳とも一三六石余。小金井こがねい宿(現下都賀郡国分寺町)助郷を勤め、元禄一〇年の勤高一三〇石(「小金井宿助郷帳」坂本重通文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android