利益方便(読み)りやくほうべん

精選版 日本国語大辞典 「利益方便」の意味・読み・例文・類語

りやく‐ほうべん‥ハウベン【利益方便】

  1. 〘 名詞 〙 仏語相手を益するための正しい手だて。
    1. [初出の実例]「大士の利益方便に非ずは、何か此の所を遁れて故郷に返る事を得む」(出典:今昔物語集(1120頃か)一七)

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