刺し椿象(読み)さしがめ

精選版 日本国語大辞典 「刺し椿象」の意味・読み・例文・類語

さし‐がめ【刺椿象・刺亀虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目サシガメ科の昆虫の総称。体形は細長い糸状のものから、扁平、筒状、刺状突起のあるものなど多様で、頭部は円筒状で複眼が突出し、口吻(こうふん)はがんじょうで短い。地上や草木の上で生活し、他の昆虫を捕食するので、天敵として知られるものが多い。人が素手でつかむと刺されることもある。おもなものに、アシナガサシガメ、ビロードサシガメ、オオトビサシガメなどがあり、いずれも、胸板の真中にある横条溝に口吻の先をこすりつけて、チ、チ、チ、チと鳴く。日本に五〇種あまりが分布する。

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