削者(読み)そげもの

精選版 日本国語大辞典 「削者」の意味・読み・例文・類語

そげ‐もの【削者】

  1. 〘 名詞 〙 かわりもの。変人奇人。また、人をののしっていう語。そげ。
    1. [初出の実例]「にくみこむ滝の水上志計〉 そげ者はやせ馬引て帰る也〈卜尺〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)上)
    2. 「アノ慈母(おふくろ)が思ひの外不通(そげ)もんででも有やせう」(出典:人情本・閑情末摘花(1839‐41)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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