奇人(読み)キジン

精選版 日本国語大辞典 「奇人」の意味・読み・例文・類語

き‐じん【奇人・畸人】

  1. 〘 名詞 〙 性格や行動などが、ふつうの人とは異なっている人。変人。
    1. [初出の実例]「公嘗夢遇一奇人、容貌非常」(出典家伝(760頃)下)
    2. 「惟然坊は元祿の一畸人にして、一茶坊は今世の一奇人也」(出典:俳諧・おらが春(1819)跋)
    3. [その他の文献]〔荘子‐大宗師〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「奇人」の読み・字形・画数・意味

【奇人】きじん

ひま人。また、不遇の人。変わりもの。非常の人。〔後漢書、隗囂伝〕(方)聞く、烏氏に池の山り。~其の傍らに時に奇人りと。

字通「奇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む