…このため後宮の殿舎が,その壺庭に植えられた前栽の木の名から,桐壺,藤壺などと呼ばれた。また前栽の風趣を競い,これにいろいろの趣向を加え,歌をそえてあらそう物合の遊び〈前栽合〉も行われた。鎌倉・室町時代になると松,桜,椿など樹木が加わることが普通となり,それらの植栽をすべて前栽と称し,鎌倉末期の《徒然草》では庭園そのものを示す言葉として使われている。…
※「前栽合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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