前田真三(読み)マエダ シンゾウ

20世紀日本人名事典 「前田真三」の解説

前田 真三
マエダ シンゾウ

昭和・平成期の写真家 丹溪主宰。



生年
大正11(1922)年6月3日

没年
平成10(1998)年11月21日

出生地
東京都八王子市下恩方町

学歴〔年〕
拓殖大学専門部〔昭和18年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本写真家協会年度賞〔昭和59年〕,毎日出版文化賞特別賞〔昭和60年〕「奥三河」,勲四等瑞宝章〔平成8年〕,日本写真協会賞(文化振興賞 第49回)〔平成11年〕

経歴
海軍予備学生としてスマトラへ。復員後、昭和23年日綿実業(現・ニチメン)に入社、商社マンとして16年勤務。転勤を断り退社。42年フォトエージェンシー丹溪を設立し代表。本格的に写真家として活動し始める。ライフワークとして撮り続けた北海道美瑛町に61年自然スタジオ拓真館を設立。写真集に「昭和写真全仕事13」「一木一草」「上高地」「丘の四季」「北海道」「出会の瞬間」「白い幻想」など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田真三」の解説

前田真三 まえだ-しんぞう

1922-1998 昭和後期-平成時代の写真家。
大正11年6月3日生まれ。日綿実業(現ニチメン)に勤務後,昭和42年フォトライブラリー丹渓(たんけい)を設立。60年写真集「奥三河」で毎日出版文化賞特別賞。一貫して風景にとりくみ,62年北海道美瑛(びえい)町にギャラリー拓真館を開設した。平成10年11月21日死去。76歳。東京出身。拓殖大卒。写真集はほかに「一木一草」「白い幻想」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「前田真三」の解説

前田 真三 (まえだ しんぞう)

生年月日:1922年6月3日
昭和時代;平成時代の写真家。丹溪主宰
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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