前田種男(読み)マエダ タネオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「前田種男」の解説

前田 種男
マエダ タネオ


肩書
元・衆院議員

生年月日
明治35年12月9日

出生地
佐賀県杵島郡大町村(現・大町町)

経歴
大正6年大阪に出て発動機製造会社(のちダイハツ工業)に入社し、鋳物工となる。8年友愛会に参加。昭和5年総同盟大阪連合会の執行委員などをし、9年の大阪機械工作所の大争議をはじめ、多くの争議を指導。21年大阪金属労働組合を結成し、組合長、22年総同盟全国金属産業労働組合同盟組合長、同年社会党から衆院議員に当選、以後二期当選した。社会党大阪府連委員長、総同盟副会長などを歴任した。

没年月日
昭和31年10月31日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「前田種男」の解説

前田 種男
マエダ タネオ

大正・昭和期の労働運動家 元・衆院議員。



生年
明治35(1902)年12月9日

没年
昭和31(1956)年10月31日

出生地
佐賀県杵島郡大町村(現・大町町)

経歴
大正6年大阪に出て発動機製造会社(のちダイハツ工業)に入社し、鋳物工となる。8年友愛会に参加。昭和5年総同盟大阪連合会の執行委員などをし、9年の大阪機械工作所の大争議をはじめ、多くの争議を指導。21年大阪金属労働組合を結成し、組合長、22年総同盟全国金属産業労働組合同盟組合長、同年社会党から衆院議員に当選、以後二期当選した。社会党大阪府連委員長、総同盟副会長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田種男」の解説

前田種男 まえだ-たねお

1902-1956 大正-昭和時代の労働運動家,政治家
明治35年12月9日生まれ。大阪にでて大正8年友愛会にはいり,金属関係労組の争議を指導。戦後,日本労働組合総同盟の全国金属産業労働組合同盟組合長,総同盟副会長などをつとめ,生産性向上運動を推進した。昭和22年衆議院議員(当選3回,社会党)。昭和31年10月31日死去。53歳。佐賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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