海の事典 「前駆波」の解説 前駆波 台風や強い暴風域で起こされている風波は幅の広いスペクトルを持つが、20~30秒という大きな周期を持つ波は伝播速度が非常に速く、遠くの海岸に通常の もっと短い周期のうねりが到着するよりもずっと早く到着する。このような波は波高が小さく、精密な測定を通して初めて検出し得るようなものであるが、暴風 域の位置の推定に使える。このような波を前駆波という。 (永田) 出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報 Sponserd by