剛腹(読み)ごうふく

精選版 日本国語大辞典 「剛腹」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ふく ガウ‥【剛腹】

〘名〙 (形動)
胆力のすわっていること。こせこせしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。剛胆
※明るい風(1958)〈河盛好蔵山県元帥とブドー酒「山県という人は剛腹をもってきこえた人である」
② (「愎」「腹」の混同によるか) =ごうふく(剛愎)〔布令字弁(1868‐72)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「剛腹」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ふく〔ガウ‐〕【剛腹】

[名・形動]度量が大きく、こせこせしないこと。大胆でものおじしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。「剛腹な男」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android