胆力(読み)タンリョク

デジタル大辞泉 「胆力」の意味・読み・例文・類語

たん‐りょく【胆力】

事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力。ものに動じない気力。きもったま。「胆力を練る」
[類語]強い気強いたくましい気丈気丈夫気骨気概骨っ節反骨確り心丈夫度胸肝っ玉闘魂覇気闘志糞度胸士気根性負けじ魂負けん気利かん気勝ち気強気向こう意気鼻っ柱鼻っぱし負けず嫌いファイトガッツ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胆力」の意味・読み・例文・類語

たん‐りょく【胆力】

  1. 〘 名詞 〙 物事に恐れず、臆せず、驚かない気力。動じない心。たんりき。
    1. [初出の実例]「其議論益々劇烈に及び殆んど一場の戦争なりしかどもステフェンソンの胆力を以て毫も宿説を変ぜず」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    2. [その他の文献]〔呉志‐朱績伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「胆力」の読み・字形・画数・意味

【胆力】たんりよく

きもったま。〔人物志、流業〕蓋し人の業十二あり。~膽力衆に(すぐ)れ、材略人にぐる、是れを驍(げうゆう)と謂ふ。白・韓信是れなり。

字通「胆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む