剥染(読み)はがしぞめ

精選版 日本国語大辞典 「剥染」の意味・読み・例文・類語

はがし‐ぞめ【剥染】

  1. 〘 名詞 〙 染色法の一つ布地に、大豆の蛋白液である豆汁(ごじる)を引き、その上に顔料レーキなどを豆汁にまぜたものを塗り、乾燥させた後、竹の皮のブラシで布の表面をこすり、版の凸面にあたる部分の顔料やレーキなどをすり落として、模様をあらわすもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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