剥染(読み)はがしぞめ

精選版 日本国語大辞典 「剥染」の意味・読み・例文・類語

はがし‐ぞめ【剥染】

  1. 〘 名詞 〙 染色法の一つ布地に、大豆の蛋白液である豆汁(ごじる)を引き、その上に顔料レーキなどを豆汁にまぜたものを塗り、乾燥させた後、竹の皮のブラシで布の表面をこすり、版の凸面にあたる部分の顔料やレーキなどをすり落として、模様をあらわすもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android