剥離紙(読み)はくりし

百科事典マイペディア 「剥離紙」の意味・わかりやすい解説

剥離紙【はくりし】

ケイ素樹脂片面または両面に塗った紙。粘着性物質を保護するのに使う。たとえば粘着テープ粘着ラベル接着剤を塗った面に張り合わせておき,使用するときにはぎ取る。合成皮革化粧板など製造工程で一時的に粘着性をもつ物質を成形する際にも用いられ,これを離型紙とよぶ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android